〇体力度A 神経度A (歩行合計約2時間45分) ◇5万図 平塚 □筆者参考文献 「神奈川県の山」(1994 山と渓谷社 広島三朗) |
湘南平は上記参考書で見つけて95.12.02に花水BS〜高麗山〜湘南平〜大磯駅を歩いて好展望を実感して以来、初日の出を見に大磯駅から登ったり、スーパーカブで登った(夜も含め3回)り、5回は行っています。 で、今回は久々に高麗山を含めたコースを歩いてみようと思い、初回とは逆に大磯駅から登りました。(文中、単に「地図」との表記は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 大磯駅には山側の北口がないので海側の改札口を出てすぐ左の跨線歩道橋を渡って山(北)側へ。以前使った参考書の道は住宅街の谷を詰めた後、山腹をジグザグに登るルートですが、今回は地図で見てその東側、180.9m三角点峰(浅間山)から大磯駅西へ伸びる尾根を登るルートを試みました。 よくこんな斜面にと思わせる住宅地の車道を登って尾根南端近くの111m峰を目指します。車道終点から右手の公園を抜けるとまた道があり、111m峰の南で予定の尾根に乗る事が出来ました。 ![]() 111m峰南で予定の尾根に乗る 尾根沿いの道を辿れば浅間山と湘南平の間のコルに登り着き、左へ登れば湘南平です。 ![]() テレビ塔手前(東)のニラバナとスミレ まずは東端のテレビ塔に登りますが、展望は金網状のフェンス越しですっきりしません。以前来た時はフェンスに来訪者が絵馬の様に付けた南京錠が数多ありましたが今回は撤去後のようで見かけませんでした。 そのすぐ西の低い展望台に上った後、湘南平を縦断して西端のレストハウス展望台に登りました。視程は悪かったですが、丹沢・富士箱根・江の島方面等、広い展望が得られました。 ![]() レストハウス展望台より丹沢方面 ![]() 同 奥から富士山・箱根連山・曽我山・吾妻山(左)・鷹取山(右) ![]() 同 テレビ塔方面 ![]() 同 江の島方面 高麗山方面へは先ほどのコルへ戻りますが、来た道ではなく湘南平南側一段下の遊歩道を通りました。 コルから一登りで浅間山。石祠の裏に一等三角点標石がありました。 ![]() 浅間山 一等三角点と石祠 東へ尾根道を辿ります。尾根道沿いにシャガの群落が何カ所もあり、目を見張りました。(過去に見たシャガの群落は里山の麓や谷斜面にあり尾根は珍しいと思いました。) ![]() 尾根道沿いのシャガの群落 やがて高麗山の山頂広場に着きますが、最高点へは広場から戻るよう登りました。広場には神社跡らしい礎石がありました。 ![]() 高麗山 山頂 高麗山からは下り一方です。下りきった所に高来(たかく)神社がありますが、高麗(こま)→高麗(こうらい)→高来(こうらい)→高来(たかく)という命名ではないかと想像しました。奥武蔵の高麗と関係がありそうです ![]() 高来神社 高来神社の左(東)には結構立派なお寺(慶覚院)がありました。 R1に出たら左折して平塚駅を目指します。 すぐに花水BSがありますがバスの本数少ないし大した距離でもないので平塚駅まで歩きます。花水橋を渡った先のY字路でR1と別れて右の「平塚市街」方向の道(※旧東海道)へ。駅が近付くにしたがって商店が増えて繁華街っぽくなります。 右に催事場のような広場がある角を右折して平塚駅に突当りましたが、駅入り口は少し右に行った所なので、広場の交差点より手前で右折した方が近かったです。 ![]() 平塚駅より高麗山 絶景の湘南平だけでも行く価値はありますが、高麗山と繋いだショートコースはより充実したハイキングを楽しめます。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |