〇体力度A+ 神経度A+ (歩行合計約3時間35分) ◇5万図 川越 |
虫も出る季節なので、藪山ではないお手頃な山として大高取山に行く事にしました。生越駅から登るとすると無名戦士の墓を通って登り、桂木観音を通って下るか、その逆が定番で、過去にもそのようなコースを歩いたと思うので今回は登り下りとも無名戦士の墓・桂木観音を通らないコースを計画しました。(文中、単に「地図」との表記は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 越生駅から西に出て広めの道路(※県道<30>)を北上し地図上「黒岩」註記の上の寺記号を目指します。途中、過去にも見た円筒形の郵便ポストの置き場を通りましたが、オリジナルの赤ではなく無残にも青や黄色やピンクに彩色されていました。 地図とGPSで確認して左折し、寺記号の場所へ向かいます。寺記号は「五大尊明王」でした。 ![]() 五大尊明王 左手から回り込んで建物の裏を登って行きます。ヤブ道ではありませんがメインルート程は踏まれてない感じです。 ![]() 登り初めの斜面の道 ジグザグに登って尾根道に出ます。左に行きますがその方向、指導標には「大高取山」ではなく「西山高取」と書かれています。西山高取は記憶になかったので「大高取山の別名かな」とも思いましたがとにかくそちらへ。尾根道は広てよく踏まれています。 小さなピークをいくつか越えて登って行くと指導標が左「西山高取」と右「大高取山」を示す分岐点に出て西山高取は大高取山とは別であることが判りました。ほんの少し西山高取側の伐採したままになっている丸太があったのでそれに腰かけて休憩。(※西山高取はこの分岐点から僅か60m程の場所でした。一つの山頂部の北西端がこの分岐点で南東端が西山高取のようです。こんなに近いと判っていたら西山高取に寄って行ったのに。) 大高取山方面に登って行くと「白石様」と表示された露岩がありました。 ![]() 白石様 その先、324m標高点峰には「根っこ山」の表示がありました。山頂は道から数m北に入った場所です。手前の丸太に腰かけて小休止。 根っこ山からひと頑張りすれば大高取山頂稜部の一角(南東端)で主稜上の道に出合います。右へ僅かに下って僅かに登れば大高取山の山頂です。ベンチなど座る所は比較的沢山ありますが、休日だと満杯かも知れません。 山頂は木に囲まれていますが、北東側(前回筑波山が見えたが今回はもやが濃くて近くの市街地や丘陵しか見えず)と南西側(奥武蔵高原方面)の一部だけ伐採されて展望があります。 南西側を眺められる場所に腰を下ろして弁当タイム。 ![]() 十分休憩したら桂木観音方面(南)へ下ります。すぐに先ほどの分岐を過ぎ、少し下って登ったピークには「桂木山」の表示。その先の分岐を左折して桂木観音方面と別れて東に向かう尾根道に入ります。 やや大きく下った後、いくつか小ピークがあり、尾根道も巻道もありますが、指導標に従って「西山三石展望台」ピークには寄って行きました。北東面が開けていますが、山頂同様近くしか見えません。 更に尾根道を道なりに東へ下って行きます。麓が近付いた場所に展望デッキがあって宿泊施設らしき場所(※グランピングキャビン)が見下ろせました。 ![]() グランピングキャビンを見下ろす デッキの左から僅かに下れば車道に出ます。後は下へ下へと下る道を拾って行きます。 橋(※上宿橋)を渡って道なりに東進すれば、八高線の踏切を渡って10分強で東上線・東毛呂駅に着きます。 今回、大高取山ならメインルートではなくてもヤブのない道があるだろうという目論見通り、過去歩いていないであろうルートで普通に登り下り出来ました。視程が悪く東側の遠望は得られませんでしたがこの季節、期待してなかったので落胆はありません。前回無かった山頂からの奥武蔵高原方面の展望が得られたのは良かったです。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |