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〇体力度A 神経度A (歩行合計約2時間20分) ◇5万図 八王子 |
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多摩地区は市街地化された場所が多いのですがそれでも丘陵の起伏はあり、元の地形や森林も残っている場所もあり、地理院地図を眺めながら散歩のルートをいろいろ組むことができます。平地の散歩よりは体力を使いますが、ひと汗かかされる登りはあってもバテバテという程ではありません。舗装道部分が多く、軽量トレッキングシューズを摩耗させるのは勿体ない。この辺り、立入禁止ではない場所は安い運動靴でほぼ問題ありません。 実はこの逆コースを先日(11/22)に歩いて山が眺められる場所もあったのですが、午後からだったので展望の条件は悪くなっていました。全体的にもいい感じだったのでもう一度、今度は朝から歩こうと。しかし、モタモタ出遅れて昼近くからの行動となってしまった次第。(文中、※は帰宅後調べて得た知見です。) 京王線・南大沢駅前の遊歩道を北側へ。街路樹(※ナンキンハゼ)1本の木に緑・黄・赤の葉があって面白い(写真@)。 ![]() 都立大学前の遊歩道を左へ。この辺、歩道が車道の一段上にあったりして、如何にも多摩ニュータウンという感じ。車道を1本跨ぎ、次の車道はこの道の上を跨いでいるので右手階段を登ってその道に乗る。 車道(沿いの歩道)を道なりに北西へ進む・途中上柚木中学校のカエデが目立っていた(写真A)。 ![]() その先で左側スロープの歩道橋へ登る。突当たると正面右眼下に陸上競技場が見える。この辺から上柚木公園内。左へ少々で展望台。高さが不足して遠望は殆どないが石の腰かけで小休止。 この先、野球場の外縁をレフトポール脇〜バックスクリーン裏〜バックネット裏と周る。内野スタンドの外の並木道は桜吹雪ならぬ落ち葉吹雪。 バックネット裏から左へやや長い階段を下りる公園入口で左手に駐車場がある。 川(※大栗川)を渡り、突当たった車道僅か左を右折して進んだ先の交差点で左折、少し先の由木西小学校前交差点を右折、道なりに緩く登って行く。小学校の敷地は右手一段上。左手の林道に入る。左側へ膨れて巻き登るとやがて小径となり林道に合流。 すぐ先の右折路は前回間違えて入ってしまった道(途中から細道となって小学校の北側へ下っている)。その僅か先を右折して小径を行く。 やがて左側の視界が開け、中山小学校の奥に奥多摩の山々が見える(写真B)。その先、右側竹林の小径(写真C)を下り、右へ左へと曲がって里道となり、やや広めの車道に突当たる。左へ僅かで右に「白山神社表参道入口」の標柱があるので、その路地に入る。 ![]() ![]() ゆるく登って行くと、標高差約40mの長い石段となり、ひと汗かかされて登り切れば(写真D)白山神社の拝殿前に出る(写真E)。ベンチがないので裏のコンクリ工作物に腰かけて小休止。 ![]() ![]() 拝殿の左手から車道に出て北へ進む。すぐ右手に「白山神社展望台」があるが、圧倒的に高さが不足していて遠望ほぼ皆無。道なりに北へ進んだあと絹ヶ丘(三)の住宅地を北東へ抜ける。「絹ヶ丘水道山緑地」と表示された小さな残丘があり登れば好展望が期待されるが「日常的に近隣住民への迷惑行為が後を絶ちません」と言う事で立入禁止となっていて残念だ。 野猿街道を渡って少し右から路地に入り、住宅地を登って行けば長沼公園の西端部となり、大岳山〜川苔山方面が見える(写真F)。ベンチで小休止。 ![]() 長沼公園上部、主稜沿いの道を東へ進む。この尾根は高幡不動方面に続いているが、長沼公園と平山城址公園の間が立入禁止となっていて縦走できない。主稜の北面が長沼公園で支尾根やその間の谷の地形が残っていてそれらを歩けば山歩きの気分になれて楽しい。 明るい広場にベンチやトイレのある「頂上園地」を過ぎた先に「展望園地」があり北面が見渡せる。四阿のベンチで小休止。この付近の道も美林が楽しめる(写真G)。 ![]() 長沼公園の東端部近くから左へ「栃本尾根」を下る。浅川の先に日野市方面が望める。近景右手斜面に階段状に建てられたマンション(※ヒルサイドテラス平山城址)は京王線の車窓からも目立つ。 下り切ると左手に駐車場があり、里道を少々行けば広めの車道(都道<173>)。渡って左へ少々の「山田うどん」で昼食。長沼駅入口はそのすぐ西だ。 この日自体、前回より視程が悪く尚且つ早朝発ではなかったので前回以上に明瞭な展望は得られなかったのは残念です。しかし、市街地・運動公園・山道・神社・高台の住宅地・自然公園と変化があって退屈せずに楽しめました。 ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |