2000年 3月11日(土)薄曇
JR・藤野1238…金剛山入口1305…1329金剛山1335…1341 423m峰1355…
(220) 27 (220) 24 (420) 6 (・423) 27
1422鉢岡山1427…1504宝ノ峰1509…車道(日連)1530…1602藤野
(460) 37 (△374) 21 (240) 32 (220)
体力度A 神経度A+(歩行合計約3時間00分)
◇5万図 上野原
□筆者参考文献 「中央線の山を歩く」(藤井寿夫)
藤野周辺には名物の野外オブジェがちりばめられた藤野丘陵、駅の裏山を行く藤野鷹取山、そして今回の金剛山・鉢岡山とお手軽な半日コースが3つあり、どれも静かな山歩きが楽しめます。今回のコースは無名な割に藪が少なく良い道が続き、また風景も楽しめる素晴らしいコースでした。 金剛山は西隣の藤野丘陵にもあります(5万図491m標高点峰)が、今回登ったのは藤野駅からやや左前方に見える双耳峰です。R20を東進し右手にゲートをくぐり日連(ひづれ)大橋を渡ります。正面双耳峰の右側ピークが金剛山、左側ピークが5万図423m標高点峰です。地図を見ると登山口まで道なりなのですが、途中杉の3差路は突き当り風で右の道を選ぶまでにちょっとウロウロしました。やがて金剛山BSの手前左手に「金剛山入口」の標識があるのでそちらの小径へ入ります。 始め急斜面をジグザグに登りますがやがて尾根道となり傾斜がやや緩むかわりに直登するようになります。振り返れば藤野鷹取山や笹尾根が望まれますが頭上を平行して走る電線が目障りです。一汗かく頃、樹林帯に入りちょっと先の右手が展望のない金剛山山頂です。 金剛山からは展望の良い尾根を伝って423m峰へ。ピークから北へせり出した場所は好展望です。藤野町基準点標石に腰を下ろして昼食。 ピークからは僅か南を通る巻道にすぐ合流し東へ下って行くと鞍部付近からは右手の新和田の山上集落の風景が月並みな表現ですが桃源郷のような風情です。次のピーク方面へ続く道は立入禁止なので、一旦右へ逸れて集落の車道へ出ます。左へ僅かで3差路(こちらからもさっきのピーク方面は立入禁止で元々は4差路)のようになっている鞍部に出ます。この辺からの大室山方面の風景も絵になります。ここから尾根上の林道を南下します。1つピークを巻きますが振り返ると山頂に民家があります。やがて道は小径となり、鉢岡山への登りとなります。頂上直下は右手(西方)から回り見込みます。鉢岡山山頂にはTVKのアンテナがありますが、樹木のためすっきりとした展望は望めません。 先程の3差路鞍部まで戻ります。季節によっては登りに使った道をそのまま引返した方が無難でしょうが、この日は山頂直下の下りには藪尾根道を使いました。登って来た時の道に合流し3差路鞍部へ戻ったら今度は北へ行きます。立入禁止ピークの南東側を巻いてしばらく行き、石祠のある鞍部から尾根道へ入ります。始めはやや本格的な登りで、この辺からは鉢岡山がよく見えます。 金剛山から東へ延びる尾根から鉢岡山。やがて、東西に細長い山頂部が続くような起伏のあまりない尾根道となり、始め北面の展望が抜群、やがては南面の展望が山また山で非常にいい感じです。一続きの山頂群が終わり、ややはっきりした下りと登りがあって本日唯一の三角点峰宝ノ峰に着きますが、樹間から相模湖や周りの山々が見えるものの、名前の割に地味なピークです。 次の小ピークから下りとなり最後の数m木の根など頼る急斜面を経て山腹道に出ます。右方が下り気味なので、そっちに行きたくなるのですが、駅方面は左方です。この道ははっきりした道なのですが、谷へ回り込んだ所が崩壊していて、注意して通過します。やがて支尾根を乗っ越して堰堤のある沢に出たら、右岸の道を100mほど下ると日連集落の車道に出ます。 これを左に行き、やがて右に折れて相模湖南岸の県道で、途中谷を横切るとき自動車教習所付近から大きく左へ回り込みますが、現在ショートカットの橋を建設中で、完成後は200mくらい短縮されるでしょう。日連大橋の南で金剛山へ向かったときの道に合流します。橋から駅までは今日歩いた山を振り返りながら10分ほどの道のりです。 日連大橋やや藤野駅寄りから金剛山を振り返る。▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎ |