能岳�A(上野原)

軽く登れて展望の良い山と言う事で能岳。前回(14.01.28)、は根本山−秋葉山を越えてから虎丸山−能岳−展望台デッキと辿りましたが、今回は朝一で好展望の展望台デッキに登り、その後能岳方面を目指しました。(文中、単に「地図」との表記は地理院地図を指し、※は帰宅後調べて得た知見です。) 　上野原駅北の段丘崖らしき急斜面を階段で上り、<35>を道なりに進めば新町二丁目交差点ですが、中央道入口の道を<35>の右カーブと勘違いして歩道橋を渡ってしまい、<35>の東側の裏道を行く事になりました。しかし、地図を確認したら距離はほぼ同等のようなので結果オーライです(^^;。(※地図上の計測では約40m近い) 　裏道から<35>に合流した先が新町二丁目交差点。左折してR20を行きます。今回は根本山への右折路は見送りどんどん道なりに行き、Ｙ字路から右の<33>に入りました。通勤時間帯の多めの車にビビりながら路側帯を10分くらい歩いて上野原中学校入口交差点で右折。 　車道沿いの歩道を行きますが、結構な上り坂です。中学校の北側へ来て、歩道橋の先から法面の歩道を登れば無料駐車場と八重山公衆トイレがあります。ここが登山口と言えますが、車道歩きながらここまで既にずい分と登って来ています。(※標高差140m以上) 　整備された登山度を行きます。初めは、谷沿いですが少々下りもあって高度ロスにちょっとがっかり。 　やがて尾根沿いの明るい道となります。 　尾根の傾斜が増すところで左右の山腹道に分かれます。左は「八重山近道」ですが展望台を巻いてしまいますので右へ。間もなく隣の尾根に取り付いて少し登ればお目当ての木製展望台デッキに着きます。 　展望台からは大展望が得られますが、やや靄っていて期待していたほどの視程が得られずややがっかりT_T)。 　展望を楽しんだら出発。僅かに登った506m標高点ピークには、この辺りの山林を市に寄贈し「八重山」名称のもととなった水越八重氏の記念碑があります。ここからミニ縦走開始。 　少し下って一登りで四阿のある八重山に到着。山頂は疎らな低木に囲まれていますが、富士山方向は開けています。 　ここからも明るい雑木の尾根道を行きます。 　また一下り一登りで能岳到着。 　ここも疎らな低木に囲まれていますが、富士山方面はよく見えます。反対側は樹間からゴルフ場が少なめの標高差で見下ろせます。ここで弁当タイム。 　能岳からは、前回歩いた虎丸山方面ではなく、北側へ続く尾根道に入ってみました。こちらも明瞭な道が続きますが、少し先のやや急な下りではちょっとビビって小又で下りました。下り初めは落葉が積もっていて足場の状態が判りにくくてビビり、途中からは伐採地となって視覚的にビビりました。(浮いた砂利で滑ってコケたらどこまでも転がって行きそうで。) 　鞍部まで伐採地は続くのでその上部からは、好展望が得られます。展望台デッキからは八重山に隠されていた笹尾根上部(西部)も見えました。 　　その先も明るい雑木の美林の道です。 　やがて、左への下降路になりますが、下降点付近でも美林が楽しめました。 　下部は暗めの植林帯ですが程なく車道に出合います。 　この道にはバス停がありますが、１日１本(平日のみ)でもう行った後の時刻なので使えません。 　やがて、<33>に合流し、バスの本数は増えましたが、次の便まで30分以上あり、歩いても残り40分ほどと見込まれたので駅まで歩く事にしました。 　上野原中学校入口交差点で往路に合流。更にR20と合流してしばらく行けば新町二丁目交差点の手前の明誠高校入口交差点。 　新町二丁目交差点より、ここで右折した方が駅まで近い(※地図上の計測で150mくらい)ので右折します。前回、R20から根本山方面への分岐がこの先にあるので前回新町二丁目交差点経由にしたのを、今回も往路はうっかりそのまま踏襲してしまっていたのでした。ただ、この区間のピストンを避けられたので、これはこれでアリかも。 　中央道渡る時扇山方面の山々と道路の構図がいい感じだったので、金網フェンスの網目から写真撮影。 　間もなく<35>に合流し、今朝渡った歩道橋をくぐって行けば駅前の階段上部に着きます。 　 　階段を下り切れば上野原駅の入口ですが、改札口・ホームへは更に中の階段を下ります。 　展望も良好ですし、尾根道は大部分が明るい雑木の美林で気持ちよく歩けました。駅から直接徒歩で登れ、累積標高差も距離も程々で、充実感のある楽しい山歩きが出来るコースとして、この季節、最上級の賛辞でお勧め出来ます。 　尚、朝はバスの本数も多いので、安全・時短のために、上野原駅BT(南口に移動)〜大掘BS(上野原中学校入口交差点手前)はバスを利用すべきでした。(※上野原駅7:36発　7:50着大堀が好便でした。徒歩での大掘BS通過が8:07だったので、多少遅延しても早く着いたと思います。) ▲項目索引▲ ◎トップページへ戻る◎